枚方市の不動産売却で必要な書類一覧

枚方市の不動産売却で必要な書類一覧
不動産を売却する際には、本人確認書類から登記簿謄本まで、多くの書類が必要になります。書類が不足していると契約や引き渡しが遅れてしまうこともあるため、早めの準備が大切です。
ここでは、枚方市で不動産を売却する際に必要な書類を段階ごとに分けて解説します。
1. 査定・売却相談の段階で必要な書類
この段階では、物件の概要や権利関係を確認するための書類が必要です。
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登記簿謄本(登記事項証明書)
所有者・権利関係・抵当権の有無を確認します。法務局やオンラインで取得可能。 -
固定資産税納税通知書・課税明細書
土地・建物の評価額や地番、面積を確認します。毎年5〜6月ごろに枚方市役所から送付されます。 -
間取り図・建築確認通知書・検査済証
建物の構造・面積・築年数を確認する資料。特に築年数の経過した住宅では重要です。 -
購入時の売買契約書・重要事項説明書
以前の取引内容がわかると査定や価格設定に役立ちます。
2. 売買契約時に必要な書類
正式に買主と契約を結ぶ際に必要な書類です。
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本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
売主本人であることを確認するために必須。 -
実印・印鑑証明書(発行から3か月以内)
契約書や登記関係書類に使用します。 -
固定資産税評価証明書
登録免許税などの計算に必要です。枚方市役所の資産税課で取得できます。 -
登記識別情報通知書(権利証)
所有権移転登記に必要な最も重要な書類。紛失している場合は、事前に司法書士に相談を。
3. 引き渡し時に必要な書類
契約完了後、物件の引き渡しを行う際に提出する書類です。
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住宅ローン完済証明書(抵当権抹消用)
ローン残債がある場合、金融機関から発行されます。 -
物件引渡確認書
売主・買主双方で引き渡し完了を確認する書類。 -
設備・備品の引渡しリスト
エアコンや照明、カーテンレールなど、残す設備を明記してトラブルを防ぎます。 -
鍵一式(玄関・勝手口・ポスト・車庫など)
買主へ全ての鍵を引き渡します。
4. 相続・共有名義の場合に必要な書類
相続不動産や共有名義の売却では、追加書類が必要です。
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遺産分割協議書(相続の場合)
相続人全員の署名・押印が必要。 -
戸籍謄本・除籍謄本・住民票除票
相続関係を証明するために使用。 -
共有者全員の同意書・印鑑証明書
共有名義不動産を売却する場合、全員の同意が必要です。
まとめ
枚方市で不動産を売却する際に必要な主な書類は、以下の通りです。
タイミング | 主な必要書類 |
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査定・相談時 | 登記簿謄本、固定資産税通知書、間取り図、建築確認通知書 |
契約時 | 本人確認書類、印鑑証明書、登記識別情報、固定資産税評価証明書 |
引き渡し時 | ローン完済証明書、引渡確認書、設備リスト、鍵一式 |
相続・共有の場合 | 遺産分割協議書、戸籍謄本、同意書など |
書類はひとつでも不足すると手続きが止まってしまうため、早めに不動産会社や司法書士と相談しながら準備を進めることが大切です。