COLUMN
2025-09-18
枚方市の空き家を放置する3つのリスク
不動産売却

枚方市の空き家を放置する3つのリスク
少子高齢化や人口減少の影響で、枚方市でも空き家は年々増加しています。空き家を「そのうち何とかしよう」と放置してしまうと、思わぬトラブルや経済的な負担に発展する可能性があります。ここでは、空き家を放置することで起こりやすい3つのリスクを解説します。
1. 近隣トラブルや治安悪化につながる
空き家は管理が行き届かなくなると、雑草やゴミが溜まりやすくなり、景観を損ねます。さらに、
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不法投棄や侵入者の温床になる
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放火や犯罪の拠点として利用される可能性がある
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害虫・害獣の発生源になり、近隣住民に迷惑をかける
といった問題を引き起こします。結果として近隣住民から苦情やクレームが寄せられ、所有者として責任を問われることもあります。
2. 固定資産税や修繕費の負担が増える
空き家を所有している以上、毎年固定資産税・都市計画税を支払う必要があります。さらに、
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屋根や外壁が老朽化し、修繕費用がかかる
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倒壊の危険性がある場合は行政から「指導・勧告」を受け、修繕や解体を求められる
特に「特定空家」に指定されると、固定資産税の**住宅用地特例(最大1/6軽減)**が外され、税額が一気に上がるリスクもあります。
3. 資産価値の低下・売却の難航
空き家を長期間放置すると建物が傷み、資産価値が下がります。
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市場に出しても買い手がつかない
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解体費用を差し引くとマイナスになる可能性がある
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老朽化したまま相続すると、相続人に大きな負担を残す
将来の売却や活用を考えても、放置すればするほど不利になるのです。
まとめ
枚方市で空き家を放置することは、
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近隣トラブル・治安悪化
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税金・修繕費の負担増
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資産価値の低下・売却難航
という3つの大きなリスクを招きます。
空き家は「管理する」「売却する」「賃貸に出す」など、早めに方針を決めることが大切です。